ハーフラックアンプ比較会
2024年1回目の投稿となります。昨年に引き続き、プロオーディオを家庭で楽しむ面白さと、名機の色あせない魅力を、手の届く範囲でほのぼのとと楽しむ「ちょこっとマニア」なブログをオーディオファンの誰かの参考にして頂ければ幸いです。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回はオーディオ趣味友のY氏と二人で中古ショップで手に入れたアンプを持ち寄り、比較会を行いました。

テーブルの上に4台の小型アンプが並んでいます。それぞれ紹介します。
(左上)BOSE/1705II (20W+20W)
(左下)YAMAHA/A100 (50W+50W) くらい..
(右上)CLASSICPRO/DCP30mini (15W+15W)
(右下)JBL/CSA2120 (120W+120W)
■いざ比較試聴
スピーカーはYAMAHAのNS-1000Mで比較しました。
それでは順番にいきます!
まず、BOSEの1705IIは低音の迫力強め。中高音まで厚みのある音質です。特に1KHz付近でしょうか、ヴォーカルの帯域がより強調されている印象で、NS1000のようなハイが強く出るスピーカーでは若干耳に刺さるような感じでした。
同社の小型フルレンジスピーカーを101シリーズの接続を想定したモードに切り替えると、綺麗にローカットされて、ミッドの押し出しも更に強くなりました。
これらの事からBOSEの小型フルレンジや302くらいのコンパクトモニタースピーカーには相性抜群だろうという印象です。他社のメーカーを合わせるとしたらJBLならControlシリーズや、CPならCS104やCS404など、いずれにしても小型フルレンジでそのポテンシャルを活かすことが出来そうです。
1点気になるとしたら、ボリュームを”4”以上の位置に上げると残留ノイズが目立つ点です。ニアフィールド環境で感度の高いモニタースピーカーとの組み合わせることは難しそうです。数メートル離してある程度パワーを入れられる環境でならGOODです。
お次はYAMAHAのA100です。この直ぐ後にA100aというマイナーチェンジモデルが出ているようですが、こちらはいわば初代の方のモデルですね。ちょっと調べてみたところ、隠れた名機とも語れているようなシリーズでした。
こちらは残留ノイズも気にならず、スタジオモニター向けアンプとしても使えるレベルです。なんといってもVUメーターがかっこいい!
気になる音質は高音までクリアで繊細なヤマハサウンド。これなら10モニなどにも使えそうです。1000モニの場合は少々ウーハーを駆動しきれていない印象ですが、そもそも1000モニは密閉型で口径の大きいスピーカーなのでバスレフ型のコーンの軽いスピーカーならしっかり動くでしょう。個人的にはこのアンプでCORALや昔のTechnicsを鳴らしたい気持ちになりました。
次はデジタルアンプ!CLASSICPROのDCP30miniです!今はマイナーチェンジしてMPC再生機能が付いていますね。コンパクトで設置場所を選ばず、我が家でもデスクトップスピーカーに愛用しています。
普段使い慣れているアンプですが、大きなスピーカーに接続するのは初めて。さてどうなるのでしょう。
結果はそのコンパクトな見た目を裏切る底力でした。低音がBOSEのアンプに近いほどしっかり出ている。中高温も変な癖もなくフラットに出ている印象です。パワーも15w+15wなので、十分。価格も新品で6千円台なので、このクラスの有名なアンプと比較するのはどうかと思いましたが十分張り合える実力でした。クラスD特有のスイッチングによる歪みやノイズなど、危惧されるかたもいるかもしれませんが、相当にシビアなセッティングでなければまず気にならないと思います。それよりも、低音の厚みに驚かされました。
最後はJBLブランドのCSA2120です。ハーマングループということもあり、アンプはJBLのパワードスピーカー同様にCROWNの様です。こちらもデジタルアンプです。
音質はミッドに張りがありスピード感のある音です。それもそのはず、ダンピングファクターが500以上もあります。1000モニのようなウーハーでもパンチのある低域を再生してくれました。
全体的にはフラットで、120w+120wのポテンシャルも手伝い馬力のある印象。こちらもクラスDなのでアナログアンプと比較するとクリアというよりは、割とあっさりした質感です。現状のセッティングで音質がふわふわしているような印象を抱かれる方は、一度CSA2120をお試し頂ければ、バシっと締まった音に改変されるかもしれません。
つらつらと独断と偏見で綴らせていただきましたが、正直なところの印象がオーディオではもっとも参考になる資料として、オーディオファン仲間としてどなたかの参考になれば幸いです。
でわでわ ノシ ←ギリ世代です
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■おまけ
今回はミキサーのXLRアウトからユーロブロック、RCA、TSに対応できるようにこんな変換ケーブルを作ってみました。ケーブルはベルデンの1503Aです。シールドが網ではなく、アルミラップなので結線の作業性が良く、細くて絡まり難いので扱いやすく愛用しています。オススメです。

また、今回の視聴会にあたり、NS1000用に大理石を切り出してインシュレーターを作りました。
この工作にもY氏にお手伝い頂きました(笑)
いつも一緒に作業してくださり、ありがとうございます!

